jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −29 ショーンチャン人 前編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

光の子の主将ジョフラム・ボーンハルトとその軍団はトーマン岬の手前の村まで来ています。ボーンハルトは尋問官のキャリデインの指示でトーマン岬まで来ているのでした。あと、トーマン岬ってフェインが「トーマン岬で会おう」とアル=ソアに書き残してファル・ダーラから逃走したのでしたよね。

さてその村では村人が惨殺されていました。怖ろしい魔法や昆虫の顔をした化け物にやられたと怯える村人たち。ボーンハルトは昔の英雄鷹羽王アートゥルがアラス海沖へ派遣した軍勢が帰還する物語を思い出しています。アラス海はこの全界の西にある海で、その先の世界はよくわかっていないみたいですね。

惨殺されずに残った村人たちは「先駆者に従い、その帰還を待ち、帰還するものに命を捧げて仕える」という謎の誓いをたてさせられていました。この先駆者(ハイリーネ)ってきっとアル=ソアのことなんでしょうね。

アイール人は「夜明けとともに訪れる男」、ショーンチャン人は「先駆者」、モイレインたちは「竜王の再来」であるアル=ソアを探しています。アル=ソアくん、さすが大人気ですね。