jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −29 ショーンチャン人 後編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

一方、トーマン岬の近くを航海していたドモン船長は、エギアニンというショーンチャン人の女に船を襲われます。トーマン岬は全界の最西でアラス海に面していますので、ショーンチャン人に遭遇するのはこの地域が最初になるのでしょう。ドモン船長も事前にショーンチャン人や謎の誓いの噂は聞いていたようですが、本当に接触してしまったようです。

エギアニンの容貌は白い肌に青い目、短く切った髪に昆虫のような兜。エギアニン、女性なんですがね。エギアニンはドモン船長にファルムまで行き、本当に無害な交易商人なのか検査するといいます。こんなにエギアニンの言うとおりにしなければいけなくなったのは、エギアニンが女奴隷(ダマネ)という絶体力を使える女を連れているからなのです。ダマネはエギアニンにつながれ、命令されるままに動くしかないようです。

ファルムについたドモン船長は、ショーンチャン人が三つ目の怪物を連れていたり、変わった鎧を付けているのを見かけます。なんかショーンチャン人ってかなり異質ですね。(髪型も片方だけ剃り上げたり、爪を伸ばしたり・・)彼らからするとこの大陸の人たちは大事なことをすっかり忘れてしまっているので、その誓いをたて直させているという認識のようです。

ドモン船長は、エギアニンにトゥラク大公の御前に引き出されます。トゥラク大公はドモン船長が持っているクゥエンディラ(大昔の異能者の道具、超お宝)を取り上げ、どうやって手に入れたのかを迫ってきました。そういえばドモン船長ってやばい人を運んでいましたよね、それはどうなったのでしょう・・。なんかピンチです。