jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

神竜光臨 −序章 光の要塞 前編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

光の子の大主将卿のナイアルの元にバイアが報告に来ています。トーマン岬でボーンハルト率いる白マントとショーンチャン軍との戦いがあり、そこで光の子は敗退を喫しました。バイアはその戦いに加わらないように命じられたので、生きて今ここにいます。

バイアはナイアルに、ジョフラム・ボーンハルトが戦死したこと、トーマン岬での戦いについて話します。ナイアルは光の子のトップですから、バイアなんかは駒の一つにしか過ぎないでしょう。高圧的な態度をとっています。

次にナイアルの前に尋問団のキャリデインが呼ばれます。キャリデインは闇の信徒のショーンチャン人のせいでトーマン岬で光の子軍団が負けたと告げます。バイアとほぼ同じ内容です。キャリデインがアルモス平原に留まったせいで、トーマン岬での敗戦を招いたとナイアルから叱責されます。

ここでキャリデインがショーンチャン人について少し語ります。ショーンチャン人は、アラス海の向こうからやってきたようです。ファルムは全界の西端に位置し、そこに接するアラス海の向こう側は未知の世界です。その先に陸地があるかどうかも不明のようですね。

ナイアルはキャリデインにアル=ソアについて聞きます。キャリデインはアル=ソアは偽の竜王で危険な存在だと告げます。もともと光の子は絶対力自体を敵対視していますので(その辺、ショーンチャン人と同じですね)、アエズ・セダーイも偽の竜王も全部敵です。あと、闇の信徒も敵ですね。それなのにナイアルは、キャリデインにアル=ソアのことは放っておけと言うのでした。これは光の子としては口にするだけで極刑に値するのですが、ナイアルはトップなので話をいいようにねじ曲げてキャリデインを説得します。ナイアルもなんか怪しい人物ですね。なにか企みがあるようです。