竜王伝説 -25 放浪民-
※ネタバレを含みます、ご注意ください!
エグウェーン、ペリン達はシームリンに向かって進んでいます。
その途中、トゥアサ=アン族に出会います。いわゆる放浪民で、鋳掛け屋とも呼ばれています。荷馬車や服装はすごい色の原色の組み合わせで、目を引きます。
この一団の長であるレインとエリアスは知り合いのようでした。(レインは求道者です)
トゥアサ=アン族は2000年もの間、全界を救うとされている歌を探しているのですね。彼らはリーフ教を信仰しており、リーフ教ってなんというか、人には決まった時に死が訪れる、闘ってはいけない、のような思想で、超平和集団とも言えます。
エグウェーン達はトゥアサ=アン族に招かれ、アイール人の槍の乙女の話を聞きます。
この物語はいろいろな種族がでてくるんですよね。村から出たことがないエグウェーン達からすると、驚きがいっぱいではないでしょうか。
アイール人の槍の乙女がトロロークと戦い、その死に際に「全界の眼(アイワールド)が滅ぼされようとしている」と言い残したそうです。
アイール人や槍の乙女についてはまた今後説明しますが、とにかく世界に危機が迫っているなぁというのが伝わってきます。
さて、この求道者レインの妻はイラ、そして孫息子の名前がアランです。アラムはイケメンで、エグウェーンはアランと踊ったりして、ペリンをいらつかせます。
エグウェーンって、イケメンに弱いんですよ。ほんとしょうがないですね。