竜王伝説 -23 狼の兄弟-
※ネタバレを含みます、ご注意ください!
ペリンとエグウェーン(とエグウェーンの愛馬ベラ)は二人で先を進みます。だんだん貧相な食事に変わっていきます。お腹すくって辛いですよね。でも、ひとりぼっちじゃなかったのは、お互いに救いだったかもしれませんね。ペリンもエグウェーンも田舎育ちなので、食べられる草やキノコを知ってるだけでも良かったと思います。
その時、ウサギが焼ける匂いがしてきます。焼いているのはエリアスという男です。エリアスは最初からペリンとエグウェーンの後をつけていたみたいですね。そして、二人にウサギを振舞います。ここ数日、草の根をかじっていた二人からすると、かなりのごちそうですよ。しかしこの男、何者なんでしょうねぇ。弱小2名パーティの助っ人になってくれると助かるのですが。
そんなこんなしていると、エリアスのところに狼が現れます。エリアスって狼と心を通じさせることができるみたいですね。
エリアスにエグウェーンたちは何しにここにきているのかを尋ねられ、適当な嘘でかわそうとするのですが、エリアスは即座に嘘を見抜きます。一緒にいた狼が、二人からトロロークやミルドラルの匂いがすると言ったからみたいです。
仕方なく、ある程度の話をしてシームリン→タール・ヴァロンを目指していることを打ち明けます。こうしてエグウェーン、ペリンに加えて、エリアスと狼たちのパーティとなりました。
まだまだ地味な旅ですが、このエリアスとの出会いはペリンにとって重要な意味を持ちます。お楽しみに。