jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

竜王伝説 -13 選択の余地-

※ネタバレを含みます、ご注意ください!


エグウェーンはモイレインに手ほどきを受け、絶対力を使ってモイレインの青い石に光をつ灯すことができて大喜びです。すぐにこんなことができたのですから、エグウェーンはかなりの素質があるようですね。

モイレインは、エモンズ・フィールドにアエズ・セダーイになる素質がある娘が二人もいるのはすごい、と言い出します。一人はエグウェーン、もう一人は誰なのでしょうか。モイレインは答えてくれません。この勿体つけた感じが、終始イライラさせられます。ちなみにもう一人は賢女のナイニーヴですね。

そんなこんなで、タレン・フェリーの北に位置するベイロンという街に到着します。

アル=ソア達からすると大都会ですよ。

モイレインはベイロンではアリス様という名で通しているようです。名前を偽るってあやしいですよね。

そしてベイロンの宿屋で、光の子と偽の竜王の話を耳にします。光の子は説明が難しいのですが、宗教的思想を核にした軍隊組織でしょうか。白いマントを身につけているので、白マントとも呼ばれます。世界を光と闇に例えるなら、白マントは光側、闇王やトロローク、闇の信徒が闇側です。偽の竜王も闇側です。なので、白マントは闇の信徒を徹底的に攻撃します。じゃあ白マントが正義なのかというと、そうでもないんですよね。変に正義を振りかざす人達の方が面倒な存在だと、この本は語ってくれているようです。はっきり言って、アル=ソア達からすると白マントは敵です。

偽の竜王については追い追い説明できたらと思います。