竜魔大戦 −26 忠誠を捧げる者たち 後編−
※ネタバレを含みます、ご注意ください!
アル=ソアがみたアイール人の歴史。
過去の記憶によると、アイール人は決して人を殺さず、異能者に使えていた。ある時は自分の家族の命を犠牲にしながら、生命の木(オジール達が大事にしている貴重な木、これがある都市は繁栄する、ルイディーンにはある)を運んだり、男性源が汚れた後、男性異能者用のアングリアルを運んだりしていました。また、更に過去の記憶では、世界はもっと発達しており(飛行機や戦車がある)、男性源と女性源を一緒にできるかもと考えた異能者の行動で、闇王が世に放たれてしまったのです。そして、アイール人はアエズセダーイから竜王の民と呼ばれていました。
我に帰ったアル=ソア。生命の木に首を絞められているマットを見つけます。マットは心肺停止状態で、アル=ソアが人工呼吸などでマットを助けます。なんとか息を吹き返したマット。
マットは質問の答えをもらえなかったと文句を言っていましたが、銀のメダルと槍を手に入れていました。ケーリエンのテル=アングリアルに入ったときに、マットは一回死んで生まれ変わるという予言がありましたが、それはこのことだったのでしょう。
マットとアルソアは、ルイディーンを去り、賢者達がいる山に戻ることにします。