jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

竜王伝説 -7 森を出て-

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

やっとの思いでエモンズ・フィールドに到着したアル=ソア君。賢女のナイニーヴにパパのタムを診てもらいます。でも、もう賢女にも治せないレベルの傷なんですね。

ちなみにエモンズ・フィールドもトロロークに襲撃されて大混乱状態です。ここの人達にとってトロロークなんて物語上の生き物ですから「え、あれマジいたんだ」状態ですよ。そして、旅商人のフェインが消えてしまったっていうのもなんだかあやしいです。

宿屋で吟遊詩人のメリリンが、あの貴婦人はアエズ・セダーイだからタムを助けられるかもしれないとアル=ソアに教えてくれます。ここで初めてモイレインがアエズ・セダーイだと知るんですね。

アエズ・セダーイに会うなんて、こんな田舎にいたらありえないほどの稀有な存在です。そして、怖れや尊敬と同時に、あいつらは何考えてるか分かったもんじゃないという嫌悪感も持っているわけです。

それでも、アル=ソアはパパを助けるためにアエズ・セダーイのモイレインに治療をお願いします。

エモンズ・フィールドの被害が最小限に済んだのはモイレインと護衛士のランが戦ってくれたおかげみたいですね。

 

さて、前回からのアル=ソア君はずーっと「俺は父さんの子じゃないのか、いや俺は父さんの子だー!」とウジウジウジウジ悩んでいます。このウジウジはこの先もずっと続きます。最初は気の毒に思いましたが、そのうちまたかいアル=ソアって思うようになっちゃいました(笑)