jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

竜王伝説 −40 張りめぐされたクモの糸−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

ロゲインを見ようと崖のような高台に登っていたアル=ソアですが、そこから落ちて城内に侵入してしまいます。そんなうまい話があるのか?と思いますが、歴史の織り人なのでそういう力が働くんでしょうね。

中庭のようなところで、エレイン王女とガーウィン王子に出会います。この二人はアンドール王国の女王、モーゲイズ女王の息子と娘です。城内に勝手に侵入してしまってアル=ソアは大ピンチなのですが、二人は親切です。そこに腹違いの兄、ガラド公(ガラディドレッド王子)が現れ、結局アル=ソアはモーゲイズ女王の前に引き出されてしまいます。

モーゲイズ女王のそばには相談役のエライダ・セダーイがいます、赤アジャです。赤アジャといえば、男の異能者を捕まえては飼い慣らしをする人たちなので、ロゲインがシームリンに連れてこられたのもエライダの影響なのではないでしょうか。

エライダはアル=ソアとアオサギの剣を見て「アンドール王国はこれから破滅に向かう、その中心にいるのはアル=ソアだ」と予言します。なんか災いの根源みたいな言われ方してますね。

エライダは気に入らなかったと思うのですが、モーゲイズ女王は結局アル=ソアを無罪放免にします。スタコラと城から出て行くアル=ソアくん、ついてますね。

なお、エレイン王女とガーウィン王子は修行のためにタールヴァロン行きが決まっているようです。アル=ソアと行き先が同じです、歴史の織り人は周りの人をまきこみながら歴史を紡いでいくらしいので、実はエレインやガーウィン(なんなら女王も)の方がアル=ソアに運命を変えられていくのではないでしょうか。

それからエレインはチャーミングな美人、ガーウィンも美青年、ガラド公は絶世の美男子だそうですよ。エグウェーンとか、絶対ポーッとしそうですね。