jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

竜王伝説 -26 ホワイトブリッジ 後編-

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

ホワイトブリッジの酒場で世の中の噂をひととおり聞いたアル=ソア達ですが、自分たちに関する良くない話を耳にします。

どうもミルドラルのような男が、アル=ソア達を嗅ぎまわっています。よそから来た田舎者の三人(いわずもがな、歴史の織人のアル=ソア、マット、ペリンですね)を探しているようなのです。

「モイレイン様と合流しなければいけないから、ホワイトブリッジで待っていなくちゃ」とアル=ソア達は考えますが、「ホワイトブリッジは危険だから、シームリンに向けて発ったほうが良い」とメリリンにたしなめられます。しかも、もう船に戻るのは危険だという判断になります。

メリリンがなぜこの二人を助けようとするかなのですが、メリリンにはオーウィンという甥っ子がいたんですね。でもアエズ・セダーイともめ事があり、その結果、甥っ子は死んでしまいます。メリリンはアエズ・セダーイに殺されたと思っているのですね。

「おまえさんたち二人をアエズ・セダーイの手から守れば、わしもオーウィンのことを忘れられるかもしれない」というメリリン。メリリンはいい人決定です!

そしてホワイトブリッジを抜け出そうとすると、ミルドラルが現れます。大ピンチ!!!メリリンはミルドラルに立ちはだかり、二人を逃します。「シームリンまで走れ!!シームリンの宿、女王の祝福に行け」と。

必死に逃げるアル=ソアとマットの背後で閃光が起こり、メリリン先生の叫び声が聞こえるのでした。メリリン死亡かーー?!?!?!

 

 守ってくれる大人もいなくなり、追手がいる中、アル=ソアとマットはシームリンを目指すことになりました。ここからつらい旅路が待っています。