jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −5 シエナールの闇 後編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

場面変わって、白マントのボーンハルド主将卿です。ボーンハルドって、ペリンとエグウェーンを闇の信徒扱いして捕まえた人ですね。ボーンハルドはシームリンにいてアンドール王国の失脚を命じられていたのですが、ナイアル大主将卿に呼び戻されたようです。ナイアルは白マントのトップなので、おそらく本拠地のアマドールまでボーンハルドは戻ってきたのでしょう。

ボーンハルドはもう少しでアマドールを失脚させられそうだったのに、とわざわざ呼ばれた理由がわからず不満気です。ボーンハルドの腹心の部下はエレイン王女のタール・ヴァロン行きについて行き、シームリンの白マントは手薄になっています。しかし、陰謀渦巻きすぎですね。とりあえずアンドール王国と白マントは対立関係にあると覚えておきましょう。(表面上は違うと思いますが)

ナイアルに命じられるままアルクルナという場所に行き、ジェイチャム・キャリデインという<光の手>に会うことになりました。光の手とは光の子の尋問団のことで、闇の信徒を尋問する警察官みたいな役回りです。でも実際は尋問のときに拷問して自供を強要するという、昔の魔女狩りと同じやり口ですね。ほんと白マントって正義とかいいながら、よその国を侵略したり、人を闇の信徒扱いして処刑したりして、タチが悪いです。

で、このキャリデインがナイアルの後ろ盾をいいことにボーンハルドにアルモス平原に兵を進めろとか言ってます。なにか思惑があるのでしょうが、今はわかりません。

さて、ファル・ダーラに戻って赤アジャの嫌な女リアンドリンです。アルゲマー公の妹アマリサに、アルゲマー公は闇の信徒だと告げ、アマリサを思うままに操ろうとします。闇の信徒フェインはモイレインが連れてきたんだとか吹き込んでますね。そしてアル=ソアたちの部屋を聞き出したり、この世界には黒アジャ(闇落ちしたアエズ・セダーイ)がいるんだと脅します。ほんと、リアンドリンって嫌な女です。

どうせ敵でしょう。