jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −5 シエナールの闇 前編−

モイレインとアミルリン位シウアンとの会話が続きます。

タール・ヴァロン(白い塔と呼ばれています)のアミルリン位には長い歴史があるのですが、その中でアミルリン位を剥奪された人間は2人しかいません。その2人ともが赤アジャで、最後の赤アジャのアミルリン位であるボンウィンは全界を征服しようと鷹羽王アートゥルを操ろうとしたみたいですね。(おそらく2千年は前の話と思います)それ以降、赤アジャ出身のアミルリン位は出ておらず、赤アジャは青アジャを失脚させたくてしかたないみたいです。

モイレインとシウアンの目的とは竜王の生まれ変わりをタール・ヴァロンに連れてきて、正しい方向へ導き、全界の崩壊を防ぐことにあったのです。つまり、復活する闇王を打ち負かすという予言を成就させるのが目的です。そして、モイレインとしてはやっと竜王の生まれ変わりのアル=ソアを見つけたところなのでしょう。

モイレインはアル=ソアが「自分は竜王だ」と名乗りをあげるよう導いてみせる、そのためにもヴァーリアの角笛をアル=ソアに携えさせ、イレイアンの九人議会に渡させると考えているようです。

そのほか、能力のあるエグウェーンとナイニーヴのこと、短剣に侵されているマットのこと、ペリンのことを話します。みんな歴史の織り人です。

私もモイレインに結構ムカつくことが多いですし、トゥー・リバーズ出身者はモイレインを信用していませんが、モイレインは正義側みたいですね。アル=ソアたちのコントロールは全然うまいと思いませんが。