聖竜戦記 −2 歓迎式−
※ネタバレを含みます、ご注意ください!
アミルリン位がファル・ダーラにやってきたのは、モイレインが呼んだからかもしれません。つまり、アル=ソアのことでやってきたのですね。竜王の生まれ変わりであれば、ぜひ自分の目で見ておきたいってところでしょうか。
ファル・ダーラは思わぬ賓客を迎えることになり、大騒ぎです。もともと戦うことが多い質実剛健なところでしょうから、パーティとか慣れてなさそうな気がします。
アル=ソアは女官から服をとりあげられ、上から下まで全部着替えろと言われます。モイレインの差し金みたいですね。
クローゼットにずらっと並ぶ12着の衣装。刺繍が施されていて、どれも貴族が着るようなものばかりです。もともと羊飼いのアル=ソアがアミルリン位の前に出るために、もともとの自分とは違う服を着せられることを強要されるなんて、絶対いやな気持ちになるだろうなと想像します。羊飼いで何が悪い、俺は見世物じゃないんだぞって。
アミルリン位はたくさんのアエズ・セダーイを引き連れていました。歓迎式が始まる前にファル・ダーラから逃げようと考えたアル=ソアですが、もう城の門はぜんぶ閉じられてしまっていました。もー、アル=ソアくんがウジウジしてるからこんなことになるんだよ。