竜王伝説 −53 時の車輪は回る−
※ネタバレを含みます、ご注意ください!
アル=ソア達がファル・ダーラに到着すると、人びとはターウィン峠での勝利を喜んでいます。アル=ソアくんがワープしてトロロークたちを一掃したのはターウィン峠だったのですね。
アルゲマー公はモイレインにトロロークとの戦いは奇跡が起こったのだと話します。はい、それアル=ソアくんですけどね。まぁ、モイレインは話しません。いつものことです。
代わりにヴァーリアの角笛をアルゲマー公に見せます。これさえあれば!とアルゲマー公は喜ぶのですが、モイレインはこれをイレイアンに運ばなければと言います。じゃあ、なんでわざわざ見せたの?モイレイン。
一方、アル=ソアはエグウェーンを抱きしめながら「家へは帰らない」と伝えるのでした。帰りたくてしかたないけど、自分の運命を悟ったのでしょうね。これからどこへ行けばいいかはわからないけど、家には帰れないってことはわかっているアル=ソアくん。切ないです。
そしてモイレインは「予言がかなえられるときがきた、竜王はよみがえりました」と呟くのでした。
ついに竜王伝説もエンディングを迎えました。ただの羊飼いだったアル=ソアが、出生の秘密に悩みながら自分の故郷を旅立ち、ベイロン(ミンに出会う)、シャダー・ロゴス(マット呪われる)、ホワイト・ブリッジ(メリリン死亡?)、シームリン(ロイアルに出会う)、ファル・ダーラ(フェインは闇の信徒)、アイ・ワールド(絶対力を使って闇セダーイを倒しお宝ゲット)と旅をしました。最後は絶対力を使って闇セダーイを倒し、伝説のアイテムを手にしましたね。そして、自分が竜王の生まれ変わりだということを知ったのです。
またモイレインは竜王伝説を成就させるため、歴史の織人を長年探していました。そして、ついにアル=ソアが竜王の生まれ変わりだと確信しました。
では次回から新シリーズ突入です。