jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −41 仲たがい−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

 

アル=ソアたちは角笛と短剣を持ち去ったフェインを追っています。途中、アトゥアンズ・ミルという町に着いたのですが、ショーンチャン人が襲ったため、ほとんど人はいませんでした。

ショーンチャン人の昆虫のような兜もさることながら、エイ=ダムにつながれたダマネの存在はもっと怖かったと聞かされます。本来、アエズ・セダーイになるべき人間が獣のようにつながれて、絶対力を武器として使わされているのです。アル=ソアくん、いまエグウェーンがまさにその状態なんですが!

さて、肝心のフェインはどこ行った?となるのですが、ヒューリンの嗅ぐ力ではフェインは近くにおらず、ファルムを目指すかどうかでイングター卿とヴェリンは意見が分かれます。ヴェリンはファルムだと言っています。ちなみに、ヴェリンはショーンチャン人は鷹羽王アートゥルの末裔なのではと考えています。

行き先をめぐり、村で一晩を過ごすことになったアル=ソアは、また闇王の夢を見ます。闇王は余に仕えよ、と脅してきます。おれはランド・アル=ソアだ!!と叫ぶアル=ソアくん。自分を保ち、闇を拒絶することが闇王から身を守ることのようですね。