jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −46 闇からの脱出 前編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

ナイニーヴたちはダマネ屋敷に潜入しました。さきほどまで飼い主だったセタに首輪をつけ、ナイニーヴはさも飼い主のように振舞います。エレインは町の女に扮しています。トゥラク大公の屋敷は大騒ぎですが、ダマネ屋敷は平常通りです。

ナイニーヴたちはエグウェーンを見つけます。首輪をつけられ、反対側の腕輪は壁にひっかけられています。飼い主がいなくても、首輪をされているだけで自由には動けないのですね。エグウェーンかわいそうに。ナイニーヴから首輪を外されたエグウェーンは、そこに現れたエグウェーンの飼い主レンナに飛びかかります。今までの怒り爆発です。さらにレンナに首輪を巻き、自分は腕輪をつけてレンナを痛めつけます。でも、 エグウェーンは飼い主のような真似はしないで途中でちゃんとやめます。偉いですね。

ナイニーヴは重要なことを確信しました。自分で腕輪をつけたからわかったのですが、ずっと腕輪をつけて飼い主をしているといつまにか絶対力が使えるようになるのです。ショーンチャン人は絶対力が使える人間を蔑み、首輪をつけるのですが、飼い主もその対象になるということです。(絶対力が使えない人には首輪はなんの効果もありません)これって大きな矛盾ですよね。

セタとレンナに首輪をつけたまま、エグウェーンたちはダマネ屋敷から逃げ出します。しかし追っ手がやってきて思わず絶対力をエグウェーンが使ってしまい、ほかのダマネたちと戦闘になってしまいます。「なに絶対力とか使ってんのよ、目立つじゃないの、このバカ娘!」とお怒りのナイニーヴ。怒ると絶対力が使えるので、もう攻撃がすごいことに。屋敷付近は爆発しています。

その様子を遠目に見ながら、ドモン船長はナイニーヴたちを今か今かと待っているのでした。ちゃんと約束を守るドモン船長、素敵です。