jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

竜王伝説 −36 歴史模様の織り目−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

さて、シームリンに到着して目的の宿にも泊まれたアル=ソアたち。このままモイレインたちと出会えるのでしょうか。

シームリンの中枢の人たちはメリリンのことをよく思っていないので、メリリンとの関係がわかると危険かもしれません。

一方、呪われているマットは街にも興味を示しませんし、部屋の中に引きこもっています。マットがバカなことをしないときって、なにかおかしい時です。普通だったら、シームリンで悪さしまくりですよね。

仕方なくアル=ソアは一人で行動せざるを得なくなります。そしてこの宿で大きな出会いがあります。半獣人オジールのロイヤルです。体は大きく毛むくじゃらで、半分は獣みたいです。最初、アル=ソアはトロロークと間違えてびっくりします(笑)このオジールというのは長生きで物知りで、普通は安息の地で暮らしています。そして、シームリンやタール・ヴァロンなど大きな都市を建築してきました。オジールを知っている人はあまりいませんが、知っている人は敬意を表す存在です。

ロイヤルはまだ若く(といっても90歳)安住の地を飛び出して旅しているのでした。そして、アル=ソアは歴史の織り人だといいます。アル=ソアくん、また言われちゃいましたよ。アル=ソアはタール・ヴァロンまで行くつもりだと伝えると、ロイヤルは一緒に旅がしたいというのでした。いつかこの旅を物語に書きたいと言っています。なんかロード・オブ・ザ・リングのビルボみたいですね。