jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 − 9 いとまごい 後編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

アミルリン位がファル・ダーラの領主アルゲマー公に別れの挨拶をしているときに、一本の矢が飛んできます。誰かが身を呈して守ったためアミルリン位は無事でしたが、それは実はアル=ソアを狙ったものでした。アミルリン位とアル=ソアは本当の標的に気がついています。

ファル・ダーラの地下牢を守るチャングーとニダオという者が闇の信徒で、先日の襲撃も今回の矢の件も手引きしていたようです。二人はもういません。

アル=ソアたちはアミルリン位に出発の祝福を受けて、角笛と短剣探しに旅立ちました。モイレインとランがこのメンバーに入っていないのが意外ですね。モイレインとしてはアル=ソアの近くにいて、色々と導いていきたいはずなのですが、これは結構な賭けなんじゃないでしょうか。

さて、場面変わってイレイアンのドモン船長です。イレイアンといえば角笛を探している国で、最初はモイレインが「イレイアンに角笛を運ばなければ」と言っていた場所ですね。ファル・ダーラは北の最果てにありますが、イレイアンは最南端に位置しています。シームリンが全界のほぼど真ん中、イレイアンはシームリンの南です。ドモン船長といえば、アル=ソア、マット、メリリンをホワイトブリッジまで運んでくれた人です。そのドモン船長はメイエーネまで、人の移送を頼まれます。信じられないぐらいの大金で、やばい仕事です。運ぶ人のことは決して探るなと言われます。その仕事を受けたドモン船長、今後どうなるのでしょうか。とりあえずドモン船長はクウェンディラという貴重な石板を持っています。これも今後の話につながっていくでしょう。