jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −11 歴史模様のきらめき−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

角笛と短剣を追うアル=ソア一行は野営地にいます。先ほど訪れた村に人がいないのは、トロローク達の食糧とするためだそうです。残酷ですね。

その野営地でイングター卿はモイレインからの預かりものをアル=ソアに渡します。それは竜王の旗でした。なんでもエリニン川を渡ったところで渡すように言われたそうで、こういうことするからアル=ソアが「アエズ・セダーイの操り人形にはなりたくない」って反抗するんですよ。さらに、イングター卿にもしものことがあったら、この兵士達を含む全員を指揮するのはアル=ソアだと言われます。「おれはただの羊飼いだー」って反抗するアル=ソア。だから言わんこっちゃないと思います。

アル=ソアが旗を手にしているのをみて、「上等な上着の次は旗かよ」って皮肉を言うマット。アル=ソアはモイレインが自分を偽の竜王として扱っていると話します。(偽の竜王じゃなくて、竜王なのですがね)ここで、アル=ソアが絶対力が使えることをマットとペリンが知ることになります。(エグウェーンとナイニーヴは知ってるんだっけ??)「お前気がおかしくなって死ぬんじゃないのか」とか「近くにいたら俺たちもろくなことがない」とか容赦なく言うマット。自由な性格ですよね。でもアル=ソアは短剣がないと死んでしまうかもというマットを心配してついてきたんですよ、みんなに近づくと危険だからファル・ダーラでもわざと距離を置いていたことも話します。一応、アル=ソア、マット、ペリンの間の誤解は解けたわけですが、でもやっぱりわだかまりは残ったままです。

さて、アル=ソアよりもだいぶん先を進む闇の軍団、率いているのはやっぱりフェインでした。角笛と探検を手に入れたフェインは力を増していて、ミルドラルを処刑して率いている闇の信徒やトロロークたちに自分の力を見せつけていました。今はフェイン>ミルドラル、なのですね。そして消えた村人たちは、やっぱりトロローク達のご飯だったようです。ひどい!