jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −12 歴史模様に織りこまれて−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

今度はアエズ・セダーイの女子組です。アミルリン位がファル・ダーラを出発するときに矢を射られるというトラブルがありましたが、予定どおりタール・ヴァロンへ向かうことになりました。アミルリン位にとりまきのアエズ・セダーイ達、護衛士達、モイレイン、ラン、そしてエグウェーンとナイニーヴです。

移動中にモイレインがアミルリン位にエグウェーンとナイニーヴを紹介します。今はアエズ・セダーイの才能がある娘があまりおらず、結構貴重な存在です。それでも、アミルリン位と直接会えるなんて、普通じゃ考えられない機会です。そして、移動の途中に茶アジャのヴェリンがエグウェーンとナイニーヴに絶対力を使う訓練を施します。ー心の中に花を思い浮かべてーとかって、なんかアエズ・セダーイ達の世界ってめんどくさい言い回しですね。ナイニーヴは不安定ながらも火をつけたりして、やっぱり素質はあります。今はメラレベルと思いますが。

他にも順番でアエズ・セダーイたちがエグウェーンとナイニーヴの訓練をしてくれるのですが、赤アジャのリアンドリンはずっとトゥー・リバーズのことを質問したりして感じが悪いです。絶対敵ですね。

この頃からエグウェーンは不思議な夢を見るようになりました。アル=ソアが危険な目にあう夢なのですが、予言めいています。メドの村に着き、エグウェーンがモイレインにそのことを相談しようとすると、モイレインは姿を消していました。モイレインとランがいなくなり、それを追うように赤アジャのリアンドリンと茶アジャのヴェリンがいなくなったそうです。アミルリン位はプンプンらしいですが、どこまでモイレインと話を通じているのかちょっとわかりませんね。

エグウェーンとナイニーヴはタール・ヴァロンを目指す船に乗ることになりました。もうモイレインもランもいません。心細いですね。愛しのラン様がいなくなったナイニーヴはどう思っているんでしょう。

青アジャのアナイヤに夢のことを相談すると、エグウェーンは夢見人なのかもしれないと言われます。夢見人は予言もできるかもしれなくて、前にいた夢見人は400年前とか言っていたのでかなり珍しいようです。さすがエグウェーン、ヒロインだけありますね。