聖竜戦記 −8 竜王の再来 後編−
※ネタバレを含みます、ご注意ください!
アミルリン位と対面しているアル=ソア。絶対力を使ったことを聞かれています。
俺を飼いならすつもりなのか?と尋ねるアル=ソア、アミルリン位の答えはNOです。ただし、絶対力の使い方を学ぶ必要があって、でもそれは女のアエズ・セダーイには教えられないんだそうです。根本的なものが全然違うんでしょうね。魚がどうのこうのと、また回りくどい例えを混ぜながらじゃないと説明できないんですかね、ほんとにもう・・。
なぜ飼い慣らしをしないのか?というアル=ソアの問いに「あなたは竜王の生まれ変わりだからです」とサクッと言ってしまうシウアン。ちなみにこの場には、アミルリン位(シアアン)、モイレイン、茶アジャのヴェリン、アル=ソアの4人です。他のアエズ・セダーイたちに対してはもちろんトップシークレットですが、ランとかトゥー・リバーズ組たちは知っているのでしょか?まぁ、トゥー・リバーズ組は知らされてないんでしょうね。
竜王伝説によると、<竜王の破翔>という場所で竜王の生まれ変わりが生まれるんだそうで、アル=ソアの出生と一致するようです。タムがうわ言で行っていたアル=ソアを拾った時の話を思い出し、「違う違う、俺は父さんの子だー!」とまたウジウジしているアル=ソアくん。
モイレインはずっとアル=ソアを探していたと話します。<最後の戦い>で闇に立ち向かい、全界に光をもたらすのだと。なんかもう、アル=ソアくん、いろいろ勝手に決められちゃってお気の毒としか言いようがないですね。
さて、場面はナイニーヴです。ラン様が現れて、大荒廃地でのナイニーヴへの告白に対する返事の続きを話します。ランはナイニーヴにマルキア王国の指輪を送ります。この指輪を見せれば、境界地域の国では国賓級の扱いを受けられるらしいです。って、ラン様、ナイニーヴのどこがいいの?見た目が綺麗だからかなぁ。ラン様は「ナイニーヴ・マシアラ」と呼んで去っていくのでした。マシアラって心から愛するものって意味だそうで、これで二人は相思相愛ってことになりました。ツンツンの態度のくせに、実は超うれしいナイニーヴ。こういうところ、乙女心炸裂なんですよね。
一方、アル=ソアとエグウェーンです。エグウェーンはアエズ・セダーイになってアル=ソアを助ける方法を見つけると言っています。(エグウェーンはタール・ヴァロン行きです)アル=ソアはモイレインなどのアエズ・セダーイに操られるのはまっぴらだと言っています。エグウェーンを抱きしめるアル=ソア、好きだという言葉を口に出せないところが、やっぱりラン様と違ってまだ大人じゃないんですよね。
そろそろ旅立ちです。