jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −14 狼との交感−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

ワープしちゃったアル=ソアもびっくりですが、急にアル=ソアたちがいなくなったと知ったイングター卿もびっくりです。マットやペリンは、「ひょっとしてアル=ソアは逃げたのかな・・」とか思っています。

トロロークを追いかけるのに、これまでは嗅ぎ師のヒューリンに導かれていましたが、アル=ソアとともに消えてしまったのでこれからどうするのか?と一同に動揺が広がります。ペリンは仕方なく狼の力を使ってトロロークたちの居場所へ案内する役を買ってでます。ペリンは狼と交信することができ、それでトロロークの場所がわかることをイングター卿に打ち明けると、その話は人にはしないほうがいいと言われます。なので、マットにもペリンは嗅ぎ師だと伝えます。「お前が嗅ぎ師だって?」ってマットは驚いています。

そしてここにヴェリン・セダーイが現れます。タール・ヴァロン行きの集団からモイレイン、ラン、ヴェリン、リアンドリンが消えましたが、ヴェリンはその一人です。モイレインから「ヴェリンが必要とされるかもしれないから」とアル=ソアたちを追いかけてきたのです。

じゃあ、モイレインはどこ行ったって感じですが。イングター卿がアル=ソアたちが消えたことを話すと、ヴェリンは色々と思うところがあるようですね。ヴェリンは学問好きの茶アジャで、アル=ソアが竜王の生まれ変わりであることを知っている数少ないアエズ・セダーイということを覚えておいてください。

マットはこのやり取りを聞いて、ヴェリンは角笛よりもアル=ソアを追いかけてきたのだと気づきます。アル=ソアは角笛よりも重要なんだってことです。