聖竜戦記 −47 角笛に幕が開く 後編−
※ネタバレを含みます、ご注意ください!
ついにマットが角笛を吹いて伝説の勇者たちがよみがえりました。今思えばトゥラク大公は角笛の箱を開けるために存在したようなものです。
一方のアル=ソアは、マットやペリン、伝説の勇者たちの姿を上空から見ていました。また現実から離れた世界に行こうとしていますね。
アル=ソアには瀕死の白マントたち、ショーンチャン軍、ドモン船長、竜王の旗を掲げて戦うペリン、角笛を吹くマット、ヒューリンが見えます。
そしてついに闇王出現です。闇王はアル=ソアのことを竜王テラモンと呼びます。そういえばよみがえった英雄たちもアル=ソアのことをテラモンって呼んでいました。
闇王は「ヴァーリアの角笛なんか吹き鳴らして、これで白い塔のやつらがお前をがんじがらめにするぞ」と脅してきます。アル=ソアは闇王に切りかかります。アル=ソアと闇王の戦いが、英雄たちとショーンチャン軍の戦いとリンクしているようです。闇王を倒せばショーンチャン軍を倒すことになるのです。ランに教わった剣術で必死に戦うアル=ソア。エグウェーン・・、英雄たちがファルムに向かって助けてくれるはずだ・・、そう考えながら戦いつづけます。
闇王は杖でアル=ソアの脇腹を突き刺します、激しい痛みが襲ってきます。しかしアル=ソアは最後の力を降りしぼって闇王の心臓に剣を突き刺したのでした。