jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −26 不一致 前編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

アル=ソアはケーリエンで吟遊詩人のメリリンと再会しました。モイレインにずっとプレッシャーかけられてきたので、信用している大人に会えてアル=ソアくん、本当に嬉しそうです。

ちなみにメリリンはホワイト・ブリッジで別れていますので、それ以降に出会った人たちはメリリンとは会ったことがないです。シームリンで仲間になったロイアルや、ファル・ダーラの人たちなんかがそうですね。

アル=ソアはロイアルを連れてメリリンの宿を訪れ、竪琴とたて笛、マントを返します。(このたて笛でお金を稼いでマットと二人でシームリンまで旅したんですよねぇ、懐かしい)

アル=ソアはヴァーリアの角笛を持っていることをメリリンに話します。横にいたロイアルが、えっ話しちゃうの??って感じの表情です。アル=ソアはシエナール(ファル・ダーラ)に角笛を返すつもりですが、メリリンは角笛はイレイアンと結びついているのにと言います。そういえば角笛がフェインに盗まれる前は、モイレインが「アル=ソアが角笛を携えてイレイアンに乗り込む」ことを目論んでいましたね。

そして、メリリンはカリーソン輪廻(竜王伝説とほぼ同等)についてアル=ソアに教えてくれます。

「二度、そして二度、男は印をつけられる 二度は生きるため、二度は死ぬために。

一度はアオサギが道を踏み出すために、二度めはアオサギが本物になるために。

一度は竜王の失われた記憶のために。二度めは竜王の支払わねばならぬ代償のために。」

・・・アル=ソア、この間の闇王との戦いで、アオサギの剣の柄も模様が手のひらに焼きつきましたよね。これが「一度はアオサギが道を踏み出すために」なのでしょうね。アルソア竜王の再来として、闇王との戦いに踏み出したところなのです。

後編に続きます。