聖竜戦記 −26 不一致 後編−
※ネタバレを含みます、ご注意ください!
アル=ソアとメリリンの話は続きます。
竜王伝説では、竜王の再来が最後の闘いで闇王と戦うことになっているのですが、そのことはあまり知られてないらしいです。なんなら竜王の再来は闇王側について戦うと思っている人の方が多いらしく、全界を崩壊させた竜王テラモンへの恨みが何千年経っても消えてないんですね。
話の流れでメリリンはアル=ソアが絶対力が使えることに気づきます。メリリンは甥っ子のオーウィンがアエズ・セダーイと色々あって助けられなかったことが心の傷なのですが、そのオーウィンは絶対力が使えたことを話します。そして赤アジャに飼い慣らしをされて絶望し、死んでしまったのです。
アル=ソアはメリリンと一緒に旅したい、イレイアンに行きたいというのですが、メリリンは断ります。そしてはなむけにアル=ソアにたて笛を渡すのでした。セリーンに続き、メリリンからもふらてしまったアル=ソアくん、お気の毒。
ちなみにメリリンはデナという女と一緒にいます。デナはナイニーヴと同じぐらいの年ですが、二人は相思相愛のようですね。メリリンの弟子という体裁になっていますが。メリリン、いい歳なのにモテますねぇ。