jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

神竜光臨 −序章 光の要塞 後編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

引き続き、光の子の大主将卿ナイアルの場面です。

少し光の子の説明をすると、光の子は国を持っているわけではありません。しかし、ここ本拠地があるアマディシア王国の王は名ばかりで、ほぼ光の子が国の実権を握っています。また、アマディシア王国の北西にあるアルモス平原は統治がはっきりしておらず、アルモス平原の北に位置するアラド・ドマン国と南に位置するタラボン国がいつもこの平原で争いを起こしているようです。光の子はその戦いに目を光らせており、隙があればタラボン国やアラン・ドマン国も自分のものにしようという野心があるのでしょう。(自分のものというか、アマディシア国のように裏で実権を握ることです)

 

さて、尋問団のキャリデインがナイアルの部屋から退出すると、オーディスという男が現れます。このオーディス、一ヶ月前にこのアマディシア王国にやってきた乞食のような男で、どの部下よりもトーマン岬のことを知っていたため、ナイアルが密かに側に置いているのでした。

オーディスはアル=ソア、マット、ペリンはトゥー・リバーズ出身の闇の信徒だとナイアルに告げます。こうしてアル=ソアは、光の子の大主将卿に偽の竜王として知られてしまうのです。敵ばっかりですね。

一方、尋問団のキャリデインは実は闇の信徒でした。光の子が闇の信徒ってどういうことなんでしょう。普段の仕事は「お前は闇の信徒だろう!」って尋問(拷問)することなのですが、それやっている本人が闇落ちしてるって・・。

キャリデインの元にミルドラルが現れ、アル=ソアを殺すように迫ります。ボスのナイアルからはアル=ソアは殺すなと言われ、ミルドラルからは殺せと言われ、二重スパイのようなキャリデインはこれから茨の道が待っています。