jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

神竜光臨 −11 タール・ヴァロン−

※ネタバレを含みます、ご注意ください

 

エグウェーン一行はタール・ヴァロンに到着です。ここで嗅ぎ師のヒューリンは白い塔に入らず、シエナール国に戻るとのことです。イーザー王とアルゲマー公にファルムでの戦いや、アル=ソアが竜王としてよみがえったことを報告するそうです。ヒューリンって優秀でした。シエナール兵はみんな実直で忠誠心が強いです。

さらばヒューリン。というわけで、タール・ヴァロン組はエグウェーン、ナイニーヴ、エレイン王女、マット、ヴェリン・セダーイになりました。

さて、白い塔に戻るとヴェリン・セダーイはエグウェーンたち三人に一言も余計な発言をすることを許しませんでした。指南役のシェリアム・セダーイが飛んできて、三人はタール・ヴァロンを抜け出した罪人のように扱います。赤アジャ(黒アジャ)のリアンドリンにだまされ、ファルムまで連れていかれただけで、こっちは被害者なのです。でも何も反論できません。

アエズ・セダーイ候補生のフォアラインがお目付役で三人を部屋まで連れて行くのですが、ひどい物言いです。フォアラインはかなり時間をかけ、苦労してアエズ・セダーイ候補生にたどり着いた身ですから、さっさとアエズ・セダーイ候補生になったナイニーヴとか、修練生のくせに絶対力の能力があるエグウェーンたちに嫉妬しています。フォアラインってただの脇役だと持っていましたが、ずっと後にもまた脇役として登場してきます。相変わらず感じ悪し。

身分が高いエレイン王女は、態度には出しませんがかなりムカついています。

エグウェーンは、マットがちゃんと治療を受けられるか心配するのでした。