聖竜戦記 −49 ほんとうの意味 前編−
※ネタバレを含みます、ご注意ください!
戦いで傷ついたアル=ソアが目を覚まします。そこにはミンとモイレインがいました。「エグウェーン、エグウェーンは??あの人たち(伝説の勇者)が助けてくれたのか?」と心配するアル=ソアくん。この頃ってほんとエグウェーン大好きです。ナイニーヴとエレインとミンがエグウェーンを助け出したと説明します。そしてナイニーヴ、エグウェーン、マット、ヒューリン、ヴェリン・セダーイはタール・ヴァロンへすでに旅立ったことも話します。角笛も短剣もタール・ヴァロン行きです。「俺を待たずにエグウェーンは行ってしまったのか!」と動揺するアル=ソアくん、ミンの前で言ってしまうデリカシーのなさ。まぁ、鈍感だから仕方ないです。
アル=ソアは左手にもアオサギが焼き付いたのに気づきます。
“一度はアオサギが道を踏み出すために、二度めはアオサギが本物になるために”
モイレインによると、ヴェリンはモイレインの指図ではなく勝手にアル=ソアを追いかけていったそうです。アル=ソアくんは人気者らしいです。モイレインはその間、ファルムで捕まったアエズ・セダーイ(ダマネ)たちの救出をしていたらしいです。
そして、モイレインはフェインがいかに危険かをアル=ソアに伝えます。シャダー・ロゴスで出会ったモーデスも邪悪な存在だったのですが、フェインとモーデスが出会い、ふたりは混ざり合ったさらに邪悪な存在になったらしいです。
また、アル=ソアが夢と思っていた闇王との戦いは、他の人達から見えていたのです。アル=ソアはついに竜王として崇められる存在になったのでした。そしてアル=ソアの横腹には闇王の杖による重大な怪我の跡が残っていました。