jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

神竜光臨 −46 闇からの伝言−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

シームリンにいるマットとメリリンです。エレイン王女からの手紙を渡したいのですが、タールヴァロンからきたと名乗ったことが災いし、門番が中に入れてくれません。エレイン王女がいなくなったことで、タールヴァロンへの不信感が増しているのもありますが、新しく相談役になったゲーブリル公の影響です。ゲーブリル公を嫌って、ガレス・ブライン総大将もシームリンを去ったそうです。

マットはアル=ソアと同じ方法で城壁をよじ登り、宮殿へ忍び込みます。(アル=ソアの場合は、偽の竜王ロゲインを見ようと崖に登り、そこから落ちたところが宮殿だったので、事故なのですが)

宮殿に忍び込むと、エレイン王女達三人を殺せと命じている男の声を聞いてしまいます。話し相手が「分かりました、大公」と答えているので、殺せと言っているのはゲーブリル公です。

マットはとっさに田舎者の男を演じ、モーゲイズのところまで連れて行ってもらってエレイン王女の手紙を渡します。モーゲイズ女王はもともと気が強い性質のはずなのに、すっかりゲーブリル公の言いなりになっているようで、少し様子がおかしいです。ただ、エレインが無事とわかって嬉しそうです。マットは役目を果たし、宮殿を後にしました。