jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

竜魔大戦 −10 石城は陥落せず! 後編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

トロロークとミルドラルに襲われているティアの石城です。

カランドアの間に戻ったアル=ソアくん。先ほど殺した<灰色のもの>の近くにカランドアの剣はありました。剣を手にするのですが、まだ御し方が分かっていません。でも剣を手にしてミルドラルやトロロークを見るだけで、敵の足元から炎が吹き出し、次々に死んでいきます。すごいパワーです。アル=ソアの頭の上で空気が回転しています、これをどうにかすればーーー、冷や汗かきながら必死に制御するアル=ソアくん。そして今だ!と思ったとき、それが稲妻となってミルドラルやトロロークたちに襲いかかり、すべてを倒します。

「こんなことができるとは思いませんでした」とモイレインが感心しています。傍らで戦いに巻き込まれて死にゆく少女がいます。激しく動揺するアル=ソア。女の人が死ぬことはアル=ソアにはあってはならないことです。ましてや子供です。これって、トゥーリバーズ出身者に共通しているように思えます。

ランによると、穀物を載せたと偽装した船が船着場にやってきて、そこにトロロークとミルドラルが潜んでいたようです。ランフィアはアル=ソアの前に現れて、その危険を知らせたようです。でも「もう二度とあなたの味方はしない」とか「あの色があせた髪の小娘」とエレインのことを呼んでいます。モイレインによると今はランフィアはアル=ソアに危害を加えないとのことですが、アル=ソアに対する執着はすごいです。

アル=ソアは決断を3日間も後回にしたことが、こんな事態を招いてしまったと後悔しています。そして明日、その決断を明らかにするそうです。いったいどんな決断なのでしょうか。