jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

竜魔大戦 −12 タンチコか、白い塔か 後編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

引き続きティアです。

エグウェーンたちがこの先のことについて話しているところにモイレインが現れました。一ヶ月前に書かれたという手紙を持っています。書いた人はアイール人の賢者アミス達、宛先はティアの石城のモイレイン・セダーイです。少なくともモイレインがティアにいるということを1ヶ月前に予見していたことになります。モイレインが書き主のアミス、ベア、メライン、シアナのことをアビエンダに尋ねると、賢者でかつ「夢を歩くもの」だそうです。

エグウェーンが夢の世界で出会い、自分のもとにきて学ぶように言ったのがアミスです。夢の世界のプロフェッショナルです。

その手紙には、アビエンダはルイディーンにこなければいけない、と書いてあります。アビエンダはかなり抵抗します。結局のところ、賢者の言いつけに歯向かうことはできないのですが、ルイディーンに行くということは賢者になるということです。それは槍の乙女でなくなるのです。アビエンダは槍の乙女であることに強い誇りを持っていますので、その抵抗でしょう。

アミスの元へ向かうエグウェーンと、ルイディーン行きが決まったアビエンダは行き先がほぼ同じになりました。

一方、ナイニーヴとエレインは黒アジャ探しのためにタンチコへ船で向かうつもりです。モイレインは「アル=ソアが最後の戦い(ターモンガイドン)に向かうところを見届けたい」そうなので、アル=ソアのそばから離れないでしょうね。