jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

竜魔大戦 −13 噂−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

マットはティアの街をうろついています。またギャンブルでしょうかね。

街にはいろんな噂が流れています。アル=ソアを偽の竜王だという人もいるし、アル=ソアなんかよりロゲインの方が戦に勝って手に入れた土地が大きいのだとか。

アル=ソアがカランドアの剣を手に入れ、実質ティアを配下にしたこと、これからもっと力を増していくことを理解している人はほとんどいません。ましてや、先日ミルドラルとトロロークたちが石城に攻め入ってきた理由や、どうやって制圧したのかを知るものはもっといないです。

マットの耳にトゥーリバーズという言葉が聞こえてきます。詳しく聞いてみると、トゥーリバーズの葉タバコが不作になると言っています。さらに聞き出すマット。トゥーリバーズには白マントがやってきて、竜王を探しているんだそうです。アル=ソアだけでなく、金色の瞳を持つ男(ペリン)も探しています。マットのことは探していないようです。

マットはトゥーリバーズに帰るべきか悩みはじめます。ペリンに会うと、ペリンもその話は聞いていて、すでにトゥーリバーズへ帰る決心をしています。悩むマット。心のどこかで、トゥーリバーズに行くべきではないと思っているのでしょうか。「だいたい、アル=ソアが行けばカランドアの剣で白マントなんか撃退できるあないか」とブツブツ言っているマット。

昔のアル=ソアなら故郷に飛んで帰ると思うのですが、もはや世界のアル=ソアくんになっているので、自分の故郷だけにかまけてはいられません。

ペリンはマットに、「お前は帰らなくてもいいんじゃないのか?白マントが探しているのはアル=ソアと俺なんだし」と話します。