jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

聖竜戦記 −30 大いなる勝負−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

今度はケーリエンでイングター卿を待つアル=ソアくんです。ケーリエン人は大いなる勝負というかけひきをする文化で、アルソアの元に貴族から何通もの招待状が届いていましたね。このかけひきに乗りたくないアルソアはすべての招待状を焼き捨ててしまったのですが、それが更なるかけひきにつながり、ついにガルドリアン王と王に次ぐ権力者のバーサネス公から招待状が届いてしまいました。なんでそんな一介の貴族に興味を示すんでしょうね。

ガルドリアン王の誘いを断ることはできないし、ガルドリアン王とバーネサス公は敵対しているので、どちらかにつくと命を狙われるらしいです。ほんとケーリエンはめんどくさいですね。

アル=ソアとロイアルはヒューリンを宿に残してケーリエンの街へ出かけます。イングター卿がケーリエンに到着していないかを門番に確認するためだったのですが、その間にアル=ソアたちの宿屋が火事になります。アルソアは宿屋の二階からなんとかヒューリンを助け出します。ヒューリンは何者かに襲われたようです。(角笛と短剣の描写はありませんが、当然盗まれたのでしょう)そしてアル=ソアはモイレインから渡された竜王の旗を思い出します、このまま放っておけば燃えてしまうのに・・と思うのですが、結局旗も命からがら持ち出しました。アル=ソアくんはヒューリンに治療ができる人はいないのかと叫んでいます。

そこへマット、ペリン、イングター卿、茶アジャのヴェリンが現れました。「遅いよ」と言いながら笑い出すアル=ソア、そういうことすると「狂ったのか??」ってマットとペリンに思われるんだってば。