jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

神竜光臨 −4 夢の中の影たち−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

竜王の再来の野営地です。闇の勢力の襲来に向けて警備を強化しています。

ペリンはその夜夢を見ます。夢の中に闇セダーイのランフィアが現れ、ペリンを言葉巧みに誘惑します。栄光を手に入れるお方とかなんとか、アル=ソアのときと同じです。アル=ソアにはヴァーリアの角笛を手に入れて吹かせることに執着していましたよね。ランフィアの魅力はすごいみたいで、ペリンも誘惑に打ち勝つのに一苦労しています。

さらに夢は続き、今度は別の場所にいます。何人かの男たち、袖から覗くレースからして身分の高い人たちでしょう。そして、40メートルもある丸天井の部屋。その空中に柄を下にして剣が浮いています。「不可触の剣(カランドアの剣)」という言葉がペリンの頭に浮かびます。剣は光を帯びてキラキラしています。何人もがこのカランドアの間に入り、でも誰も触れられなかったのでしょう。

ーわれはカランドア。われを使いこなす者は運命をもあやつる。手に入れるがよい。そして、最後の旅を始めるがよい

ペリンはこの夢を4回も見ているようです。でもこの声が聞こえたのは初めてです。

 

夢の中で狼たちの声が聞こえ、ミルドラルがやってくることを知らせてきます。ペリン、そろそろお目覚めです。