jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

神竜光臨 −16 三人の狩人−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

ナイニーヴの部屋にエグウェーン、エレイン王女の三人が集まっていると、エグウェーンの兄、ガラド公とガーウィン王子が訪れてきます。白い塔って男子禁制ってわけではないのですね、年頃の男女が同じ部屋にいてもいいなんて、結構自由ですね。

さて、二人の兄上は、「エレインに白い塔を離れてどこに行っていた?」「母上様(女王)の怒りはどれほどのものか」とエレインを問い詰めます。そういえば、エレインたち兄妹は三人ともシームリンからやってきて、エレインだけリアンドリンについて行ったので、兄たちからすれば失踪したことになっています。エレインは次の女王様ですからね、二人の兄は言わばエレインのナイトのような存在です。

三人がリアンドリンに連れ出されて過ごしたことはすべて秘密ですから、色々と問い詰められると都合が悪いです。そう思ったナイニーヴが兄たちを部屋から追い出します。そして、アミルリン位から頼まれた黒アジャ探しの話と、灰色の者に命を狙われたことをエレインに話してしまいます。わざわざ、アミルリン位がエレインを外したのに・・・、話しちゃったのね、ナイニーヴ。エレインは王女さまだから、なにかあるとマズイのに。こうしてエグウェーン、ナイニーヴ、エレインは黒アジャ狩りをすることになるのでした。

なお、エレインの二人のうち一人は超絶ハンサムのガラド公、その弟がガーウィン王子です。ガーウィン王子とエレイン王女が今のモーゲイズ女王の実子、ガラド公は前妻のもとに生まれた異母兄妹でしたね。

エグウェーンはハンサムなガラド公の前ではポーッとなるみたいです。そして、ガーウィン王子はエグウェーンが好きみたいですね。