jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

神竜光臨 −20 訪問者−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

タール・ヴァロンで治療を受けて目覚めたマットです。

訪問者はセリーンでした。アル=ソアとマットたちは角笛と短剣を追ってファル・ダーラから旅をしていましたが、一度アル=ソアが旅の仲間から外れて異世界に行きました。そのときに出会ったのがセリーンこと闇姫ランフィアです。ケーリエンでアル=ソアとマットたちは合流しましたが、この合流前にセリーンは姿をくらましたので、マットは初対面です。

セリーンことランフィアは、マットの虚栄心をくすぐり、私と手を組もう、異能者を信用するなと言ってきます。この間、ペリンのところにも来てなにやら誘惑していましたよね。距離に関係なく、どこにでも現れるようです。

また、ランフィアは、タール・ヴァロンにマットの父親とアルソアの父親が来ていたと告げます。トゥー・リバーズからタール・ヴァロンってめちゃくちゃ遠いのですが、どうやってここまできたのでしょう。アル=ソアのパパは、この物語のオープニングでトロロークに襲撃されて瀕死の状態になり、回復を見ることもなくアル=ソアたちは旅立ったのでした。ここまで来れたということは元気になったってことです、良かったね、アル=ソアくん。

セリーンが出て行った後、今度はアミルリン位がマットの部屋にやってきます。アミルリン位のシウアンは、人払いをして、角笛のことは誰にも話してはならないと伝えます。角笛は闇の勢力も狙っていて、角笛の効力は最初に吹いたマットにしかないんだそうです。それはマットが死ぬまで有効なんだそうで、マットは殺されるか捕まえられるかの危険があるということです。だから、今は逃げ出さずここで静養しろと言ってきます。

なんでもアエズ・セダーイはお見通しですね。そういうところが嫌われるというか・・。しかも、マットの父親がここにきたことを話さないので、ますます不信感を募らせてしまいます。