jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

神竜光臨 −37 ケーリエン国の戦火−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

今度は黒アジャ探しの旅に出ているエグウェーン、ナイニーヴ、エレイン王女です。黒アジャたちはティアにいる、という囮り情報に乗っかったふりをしてティアに向かっています。

地理を少し説明しておくと、この物語の全界と呼ばれる土地はアメリカのような形をしていて、タールヴァロンはそのど真ん中の少し北東に位置しています。そしてティアは全界の南、海に面する都市です。距離はかなりありますが、タールヴァロンからまっすぐエリニン川に沿って南下したところがティアなのです。

というわけで、三人はエリニン川を下る船に乗り込んだところです。自分たちの身分をどう説明するか、いきなり揉め始めるのですが、船長が三人の指にはまった蛇の指輪を見て、アエズセダーイと勘違いしてしまいます。まだ正式なアエズセダーイではなく、アエズセダーイ候補生なのですが、ここから三人はずっと嘘をつくことになります。

エリニン川を下るとすぐにケーリエン国に入ります。今は内乱が起きていて物騒な国です。

全界のど真ん中から西側に位置しているアンドール国、その東側にあるケーリエン国は過去何度も戦争をしています。アンドール王国のエレイン王女はいろいろ思うところああるみたいです。

すると途中で船が座礁してしまいます。前途多難です。三人は仕方なく、陸路で途中のジュリーン村を目指すことにするのでした。