jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

竜魔大戦 −17 偽り前編−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

引き続きティアです。吟遊詩人のメリリンの元にモイレインがやってきます。

モイレインはケーリエン国のダモドレッド家の出です。生命の木を切り倒してアイール戦争を引き起こしたレイマン王はモイレインの叔父ですし、モーゲイズ女王の夫タリンゲイル公はモイレインと半分血が繋がった兄だそうです。タリンゲイル公はモーゲイズを亡きものにして自分がシームリンの国王になろうと目論んでいたので、タリンゲイル公が先に亡くなって良かったね、とモイレインが話しています。メリリンはタリンゲイル公が亡くなったあと、モーゲイズ女王と恋人でしたし、大いなる勝負という駆け引きではメリリンはかなりの腕前だったので、もしかしたらタリンゲイルの死もなにか絡んでいるのかなと思いました。

モイレインは、メリリンの死んだ甥の話を始めます。メリリンにとっては触れられたくないタブー中のタブーの話です。モイレインはタンチコに行くナイニーヴとエレインに同行してほしいと頼みます。そうすれば、甥を飼いならして死に追いやった赤アジャの名前を教えると言うのです。心が乱されるメリリン、アル=ソアを導いてやらなければと思っていたようですが、結局モイレインに操られるままになりそうです。

エレイン王女が小さかったころ、メリリンの膝の上で愛らしく跳ね回っていたことを懐かしく思い出しています。まさかエレインの父が実はメリリンってことはないですよね。