jaru’s diary

はじめまして、jaruです。しばらくは時の車輪の感想文を載せていこうかなと思っています。平日に更新しています。

竜魔大戦 −19 波の踊り子号−

※ネタバレを含みます、ご注意ください!

 

ティアを出発してタンチコへ向かうナイニーヴとエレインです。まずはモール港へ向かい、そこから波の踊り子号に乗り込みます。この船はモイレインから最速と言われた船です。金貨2000枚に交換できる書面を渡して船に乗る約束を取り付けます。さすがタールヴァロン、お金持ってますね。

ナイニーヴたちはまた新しい人種との出会いとなります。シーフォークと呼ばれる海住民族がおり、この船に乗っているのはアサ=アン・ミエレという種族です。浅黒い肌で、男たちは上半身裸、女たちはピアスがジャラジャラついています。鼻と耳のピアスが鎖でつながっているのを見てナイニーヴはびっくりしています。ナイニーヴは保守的な考え方で、基本的に質素で肌を見せない服を着ることが上品だと思っているので、それに反するものを見たときの反応が大きいです。そのくせ、派手ですけすけのドレスとかが実は好きなんですよね。エレインは王女さまだけあって、世の中いろんな人がいるものなんだと、受け入れる器を持っています。事前にこの国は、この種族はどういう人だというのを知っているというのもあります。

いよいよ出航!となるとき、メリリンと盗賊捕縛士のサンダーが乗船してきます。メリリンはモイレインに頼まれていましたよね。サンダーはアル=ソアとランから二人を守るよう頼まれたそうです。男どもは女子に甘いなぁといつも思います。